年間王者を決めるプレーオフがついに始まったMLS。ポートランド・ティンバース対スポーティング・カンザスシティ戦は激戦となった。

先制したのはポートランドだったが、終了間際の87分にカンザスシティが同点に追いつく。迎えた延長後半、今度はカンザスシティが勝ち越すも、残り2分という土壇場にポートランドが2-2のタイスコアに持ち込む。

そして、勝負の行方はPK戦へと委ねられた。そこでは、両チームの選手11人ずつ計22人がPKを蹴るという白熱の展開に…。ポートランドGKアダム・クワラセイがPKを決めた直後、相手が失敗しここで勝負あり!劇的な形で、ポートランドが勝利を掴み取った。

まさに勝負の行方が二転三転した劇的な試合。カンザスシティとしてはPK戦で、勝利まであと数cmというシーンがあった。

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)

9人目のキッカーであったDFサード・アブドゥル・サラームのシュートは、左のポストを直撃した後に右のポストにも当たってゴールを逸れていった…。

カンザスシティとしてはこのPKが決まっていれば、勝ちだったのだが、あと数センチというところでそれが逃げていった形。あまりにも不運なシーンであった。

この瞬間について、ゴールを守っていたGKクワラセイは「一瞬心臓が止まった」と述べていたほどだ。劇的な勝ち上がりを見せたポートランドはカンファレンス・セミファイナルでバンクーバー・ホワイトキャップスと対戦する。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい