ミドルズブラはイングランド北部に位置する街である。
この街をホームとするチームは2003-04シーズンにはリーグカップを制すなどプレミアリーグの常連でもあったが、2009-10シーズンからは2部でのプレーを余儀なくされている。現在の監督は、レアル・マドリーでコーチを務めたアイトール・カランカだ。
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— Middlesbrough FC (@Boro) 2015, 10月 28
さて、そんなミドルズブラでは鉄鋼業が主要産業であるようなのだが、このほど現地の鉄鋼プラントが閉鎖になるようで1700人ほどの作業員が職を失いそうであるという。
そこで、ミドルズブラでは鉄鋼プラントの閉鎖に反対する運動が行われており、この日マンチェスターへと遠征したサポーターたちもその一環としてこのような行動に出たのだという。
英国『Telegraph』によれば、この日スマートフォンを掲げたファンの数は1万人にもおよんだそうだ。ライトの点灯は10分間にわたり、スタジアムの一角には希望の光が灯り続けたのだ。
#Boro fans at Old Trafford are urged to join in #SaveOurSteel light display: https://t.co/OS1oeGe2h3 pic.twitter.com/O2IQuo5S2Y
— The Gazette (@EveningGazette) 2015, 10月 28
スタジアムでは"Save Our Steel(私たちの鉄鋼を救え)"と書かれたプラカードを持つファンの姿もあり、故郷を襲う困難について訴えていた。
試合はPK戦の末ミドルズブラが勝利し、ベスト8に進出。準々決勝はエヴァートンとの一戦だが、グッディソン・パークでもひょっとしたらこうした光景が見られるかもしれない。