31日、『Express』は「クリスタル・パレスのFWウィルフリード・ザハは、マンチェスター・ユナイテッド時代を話した」と報じた。
2013年にクリスタル・パレスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、当時は大きな期待を集めていたザハ。違約金は1000万ポンドであったと言われている。
しかしモイーズ監督の下では出番がほとんど与えられず、レンタルを繰り返した後、今季古巣のクリスタル・パレスへと完全移籍した。
真偽の分からない噂にも苦しめられたマンチェスター・ユナイテッド時代について語ったザハは、「モイーズ監督も僕と同じだった」と話した。
ウィルフリード・ザハ
「僕はプレシーズンの試合全て、そしてウィガンとのコミュニティ・シールドでもプレーしたが、全くベストではなかった。
そしてイングランド代表に合流したが、一つも試合には出場しなかった。その後、噂が始まったんだ。なぜなら、理解できるような理由なくプレーしなくなったからだ。
それは大きく分けて二つだ。
『ザハがデイヴィッド・モイーズの娘と寝た』
『ザハの態度が悪かったからだ』
これらは僕がマンチェスター・ユナイテッドを去るまで離れることのなかった二つの噂だ。それ以来、僕には発言権がなかったよ。
僕はモイーズの娘とは会ったこともない。しかし、僕にあった人々は考える。『ザハ=悪い態度』だと。
なぜだか理解が出来ない。僕はそれを毎日のように経験してきたんだ。
それが常に呟かれている。人々は冗談を言う。自分がユナイテッドでプレーするつもりがないと言う話を、僕は引き受けなければいけなくなった」
「(ユナイテッド時代は苦しかった?)
モイーズは来るやいなや『君はプレミアリーグへの準備が出来ていない』と言ったんだ。
何故かは言わなかった。僕はそれを本当に理解できなかったが、本当にチャンスを与えられないのも感じた。
モイーズには大きな圧力がかかっていた。彼はそれに対処しなければいけなかったし、リスクを冒せなかった。
僕は彼に全ての責任を負わせようとしているわけではないよ。彼も僕と同じように、心の上に重りを乗せられていたんだ。そう確信している」