佳境を迎える今シーズンのJ2。

先週末の第39節を終え、残りはあと3試合になった。未だ昇格を決めたチームはないが、頭一つ抜けた大宮アルディージャは次節にもJ1へのチケットを手にする。

そんな激しいデッドヒートを見せるJ2で、終盤になって凄まじい巻き返しを見せているのがアビスパ福岡だ。

序盤こそ低調なスタートであった福岡だが、“井原イズム”が徐々に浸透。中盤戦に入って順位をぐいぐいと上げ、ついにはタレント集団セレッソ大阪をかわし3位に浮上している。

先週末には横浜FCと対戦し4-0と快勝し、この大事なステップで5連勝を達成。

直近9試合負けなしであり、この日の試合ではレベルファイブ・スタジアムの今季最多観客動員を記録するなどクラブとしての勢いが感じられる。

昇格プレーオフへの出場権を確かなものとし、自動昇格圏である2位ともわずかに勝ち点2差につける進撃の福岡。

ここまでの順位推移グラフを見てみよう。

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