カップ戦では4回戦敗退、リーグ戦では2試合連続スコアレスドロー。

最近いまひとつ調子が上がってこないマンチェスター・ユナイテッドは3日、CSKAモスクワとのCLを戦った。

試合はオールド・トラッフォードで行われたが、この日もCSKAモスクワ相手になかなか決め手を作ることができないユナイテッド。

さらにはアントニ・マルシャルが途中交代する際にはスタジアムから大きなブーイングが飛んだ。これはおそらく、ルイス・ファン・ハール監督の采配に向けたものであったのだが、サポーターがチームに対してフラストレーションを貯めているのは明らかだった。

そんなこの試合では、現在のチーム状況を表すかのようなシーンがあった。

0-0で迎えた後半途中、ジェシー・リンガードがスペースにパスを送るとここにフアン・マタが走り込む。マタは中で待っていたウェイン・ルーニーに決定的なパスを送るのだが…

ゴール前でドフリーであったにもかかわらず、これを決めきれないルーニー。

ルーニーはここまでのプレミアリーグで2得点とあまりゴールをあげられておらず、コンディションの低下も叫ばれている。そのためこの試合で先発落ちするのではないかとも報じられたが、チームを救うべきチャンスで大きなミスをしてしまった。

そんなルーニーだが、汚名返上のチャンスは直後にやって来た。

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