4日、『ESPN』は「アストン・ヴィラの新監督に就任したレミ・ガルドは、選手たちにフランス語での会話を禁止する方針を示した」と報じた。
今季ティム・シャーウッド監督の下でスタートしたアストン・ヴィラであるが、ここまで11試合を戦ってわずか1勝のみ。
先週クラブはついに監督交代を決断し、先日前リヨン監督のレミ・ガルド氏が招へいされた。
かつてアーセナルでプレーし「クラブ史上初の外国人キャプテン」として知られたガルド氏は、クラブ公式サイトのインタビューでフランス語を禁止する方針を示した。
なお、今季加入したヴィラの新戦力ジョルダン・アマヴィ、ジョーダン・アユー、イドリサ・グエイ、ジョルダン・ヴェレトゥらはまだ英語をほとんど話すことができないという。
レミ・ガルド
(アストン・ヴィラ監督)
「ここに適応し、落ち着かなければならない。我々はフランスのクラブチームでプレーしているのではない。フランスでプレーしているわけでもない。
おそらく、彼らはここにいることをよりよく感じ始めるだろう。しかし、問題はフランス人選手にあるわけではない。問題はチームと、その成績にある。
私は特にイギリス人、スペイン人、アフリカ人よりもフランス人を気にするということはないだろう。
チームはチーム全体として考える。我々は団結しなければいけない。例えば、彼らはすぐに英語を学ばなければならないよ。
なぜなら、私はドレッシングルームでフランス語を話して欲しくないからだ。誰にもね。互いに理解しあうというのは非常に重要なんだ。
そして、イギリス人選手がゆっくりと英語を話すことも重要なことだよ。最初はね。誰もが努力をしなければならない」