7日、『Mirror』は「チェルシーに所属しているDFブラニスラフ・イヴァノヴィッチに対し、イタリア・セリエAのインテルが興味を示している」と報じた。
2008年にロコモティフ・モスクワから970万ポンド(現在のレートでおよそ18億円)で加入したイヴァノヴィッチは、チェルシーの最終ラインで長く活躍。プレミアリーグを2度、FAカップを3度獲得するなど、様々なタイトルに貢献した。
しかし、31歳になる彼の契約は今季が最終年度となっており、チェルシーは30代の選手と契約交渉を行うのは2月以降というポリシーを持っていることから、まだ更新に向けた動きはない。
イヴァノヴィッチ自身は、家族がロンドンに馴染んでいることもあって退団は希望していないものの、今季の彼のパフォーマンスは批判されており、更新されるかどうかは不透明だ。
そして、もし彼がフリーエージェントになるのであれば、獲得に興味を示しているのはイタリア・セリエAのインテルであるという。
ロベルト・マンチーニ監督は以前からサイドバックの補強に強い関心を持っているといわれており、今季も多くの選手を引き入れたものの、マルティン・モントージャなどがフィットせず上手く人材を揃えられていない。
その際にイヴァノヴィッチというのは重要な補強になる可能性もあるが、昨年ネマニャ・ヴィディッチで失敗していることにより、イングランド方面の人材を獲得することに疑問符も付けられるかもしれない。