マテュー・フラミニ
(アーセナルMF)

「ただ、その時から順風満帆ではなかった。プロセスを作り上げたら、次は研究室から工場へと移る。

工場に技術を適用するのは大変な作業になる。我々はプラントを見出して、それをインストールした。

鍵を入れて、始動する。車のように上手く行くことを願ったが、そのようには行かなかったね。

試験をして、コストをかけてデータを集め、分析し、止めて、動かして、改善させるか、あるいは変化させる。何年も同じようなことを続けた。

今日ではいくつかの特許を取得している。それは本当のメリットを与えてくれる。工業的な規模でレブリン酸を精製できる最初の会社になった。

この夏、我々は精製を開始した。それは廃木材やトウモロコシから生産できる。

僕は多くのお金を投資してきた。大きなリスクを抱えていたが、成功するためにはリスクを抱えなければならない。それは挑戦だった。

我々はプラントで80名、合計で400名の労働者を雇用している。イタリアが経済的に苦しい時期に、これは一つの誇りになる。

イタリアのカゼルタに研究室とプラントがあり、オランダとミラノにオフィスを構えている。そしてアメリカにも事務所を開くことを検討している。

また、ピサの有名な大学とも密接に協力している。化学部門のヘッドは、イタリアでもトップの人材であるアンナマリア・ラスポーリ・ガレッティだ。彼女にはとても感謝している」

【次ページ】「誰もやったことのないものを成し遂げた」