『Sportbladet』は「スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチは、サイドビジネスの件について質問をした記者を批判した」と報じた。

同国屈指のスター選手であるズラタン・イブラヒモヴィッチ。趣味である狩猟を行うために島を所有していることでも有名であるが、その一方でサイドビジネスも大きく展開している。

昨年末にはノルウェーのアパレルチェーンであるドレスマンと契約し、新たなブランドを立ち上げるための動きを行っている。今夏は新たに『Zlatan Pour Homme』という香水を発売したことで話題になった。

スウェーデン代表でEURO2016予選の準備を進めているズラタンは記者会見に臨み、サイドビジネスについて質問したTV4のオロフ・ルンド記者と険悪な雰囲気になったようだ。

ズラタン・イブラヒモヴィッチ

「(サイドビジネスは君とって重要なのか?)

僕は君のために金を稼いでいるわけじゃない。何か起こる度に君は『彼は十分なお金を持っていないのか?』と言う。ドレスマンとの契約を結んだときも。そう言ったよな?」

「(私にとってドレスマンは重要ではない)

はいはいはい。僕を信じてくれ。経済的な理由でやっているわけではない。楽しみのためにやっている。新しいプロジェクトも他に動き出している。それによって起こる新しい冒険が楽しみなんだ。

それが上手くいって、君の視線が突き刺さる時、僕はそれ以上に楽しんでいる。それはサッカーをプレーしているときと同じようなものだ」

「(他のもので何かを成し遂げるプロジェクトによって、サッカーを置き換えるような刺激を得られるのか?)

いや。それは明らかにサッカーをプレーしている時だ。もし君がそれを憎むのなら、僕は更なる刺激を得られる。それは最高の感覚だな」

なお、このルンド記者はこれまでもズラタンに対して批判的な記事を書いてきたことで有名な人物でもあるが、このやりとりの後には以下のように話し、そのような意図はなかったと答えている。

オロフ・ルンド

「(激しい言葉があったね?)

はい。もちろん私はそうだし、もしくは両方とも。彼は静かに記者会見を始め、質問に答えた。その後、私が書いたものを彼が見過ごさず、干渉してきたということ。

彼の認識は間違っている。ドレスマンとの取り引きについては良いものだと考えているし、私はその質問をしなければならなかった」

「(嫉妬ではないかという話しもあるが?)

彼が金を儲けることで、私の胃は何も痛まない。彼はその価値がある男だ。これは感情的なものだよ。彼は私よりも10億倍偉大な男だ。比較することなどないし、真実ではない。

ズラタン・イブラヒモヴィッチは大きく、そして強くなりすぎている。組織よりも。そして、彼らはそれを取り扱うことが出来なくなっている」

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい