日本代表の一員として、現在2018年ワールドカップのアジア2次予選を戦っている香川真司。

先日のシンガポール戦では疲労を考慮してか途中出場となったが、17日(火)に行われるカンボジア戦での活躍が期待される。

そんな香川のコンディションについて、ドイツ『Kicker』が伝えている。

香川が所属するドルトムントは、先々週にシャルケとのルールダービーを戦った。試合は3-2でドルトムントが勝利。香川自身もヘディングでゴールを奪ってチームの白星に貢献している。

そんなこの試合は現地時間8日(日)に行われ、香川はその後ドルトムントからシンガポールへと移動している。長友佑都によれば、9日(月)の朝に香川は到着したようで、かなりカツカツのスケジュールであったことが分かる。

日本代表はシンガポールでトレーニングを行い、12日にシンガポール戦へ。その後、カンボジア戦の会場であるプノンペンへ移動し、現在は17日の試合を待っているという状況だ。

試合は現地時間17日に行われるが、この後香川は再びドイツへと戻り、週末にハンブルクで予定されているハンブルガーSV戦に挑む。同紙によれば、この1週間で香川は計2万8000kmほどの移動を強いられるのだという。

ドルトムントからシンガポールまでの距離はこれくらい。シンガポールからカンボジアまでは飛行機でおよそ北に2時間ほどであることから、復路もこれと同じくらいの距離である。

地球一周がおよそ4万6000kmであることから、2万8000kmというのはそのおよそ6割ほどである。つまり、これほどの短い時間に地球3/5周分をしてしまっているわけだ。

もちろんこれは香川だけに当てはまる問題ではなく、ヨーロッパで移動する選手はほぼ同期間にほぼ同距離を移動することになる。所属クラブの監督たちは頭を悩ませる要素になるだろう。

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