日本時間22日(日)午前2時15分キックオフ予定のバルセロナ対レアル・マドリー戦。
今シーズン初となるクラシコは、サンティアゴ・ベルナベウで行われる。
. @andresiniesta8 more #ElClásico appearances than any other member of the squad https://t.co/pl58FQelmO pic.twitter.com/ebSBIg8dcv
— FC Barcelona (@FCBarcelona) 2015, 11月 16
そんなこの試合は世界中で数多くのサッカーファンが観戦することになるはずだが、実はメモリアルな一戦でもあるのだという。
なんでも、バルセロナの象徴でもあったチャビ・エルナンデス、あるいはマドリーの絶対的守護神であったイケル・カシージャスが出場しないクラシコは1999年以来初めてのことであるのだ。
両チームで若い頃からプレーしてきたこの偉大な2選手。いずれもこの夏に退団を決断しており、チャビはアル・サッドへ、カシージャスはポルトへと活躍の場を移している。
チャビとカシージャスの両選手が出場しないクラシコは、1999年10月13日に行われた試合以来16年ぶりのこと。つまり、21世紀に入っては初の出来事となる。
この時のバルセロナの中盤にはジョゼップ・グアルディオラやルイス・エンリケ、フィリップ・コクーといった面々がおり、この試合でマドリーのゴールマウスを守っていたのはボド・イルクナーだった。
また、スペイン『Mundo Deportivo』によれば、チャビはクラシコに42回出場しており、カシージャスは36回出場。両者は26度対戦しており、バルセロナの11勝、マドリーの9勝、引き分け6つという成績である。
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— FC Barcelona (@FCBarcelona) 2015, 11月 14
こちらは2011-12シーズンのクラシコで、チャビがカシージャスからゴールを奪うシーンである。こうしたシーンはもう見られないのだ。
伝統の一戦を盛り上げてきた両者がもういないと考えると、時代の流れを感じる…。