今シーズンからカタールのアル・サードでプレーするチャビ・エルナンデス。

このほど現地テレビ局に登場し、自身が考えるドリームチームを選んだのという。

敵として味方として、幾多の名プレーヤーたちとプレーしてきたチャビだけにどういった人選をするかに注目が集まったのだが…そのラインナップはいかにも“らしい”ものだった。

GK:ビクトル・バルデス

DF:ダニ・アウヴェス
DF:カルレス・プジョル
DF:エリック・アビダル
DF:ロベルト・カルロス

MF:セルヒオ・ブスケツ
MF:アンドレス・イニエスタ
MF:アンドレア・ピルロ

FW:リオネル・メッシ
FW:サミュエル・エトー
FW:ロナウジーニョ

11人中9人がバルサの選手!

チャビといえば、ユース時代からバルセロナで育った生粋の“バルセロナっ子”である。そのサッカー観もバルセロナに触発されておりその発言をめぐっては時折非難が飛ぶこともある。

そんなチャビだけに当然バルセロナ選手を多く選出すると思われたのだが、まさか9人とは…。ロベルト・カルロスとアンドレア・ピルロを除く他の9名は、実際にチャビがバルサでプレーした選手でもある。

選んだフォーメーションはもちろん4-3-3。

しかし、3トップにはメッシ×スアレス×ネイマールの“MSN”ではなく、2005-06シーズンにUEFAチャンピオンズリーグを制した際の中心だったメッシ×エトー×ロナウジーニョを選んでいるあたりが興味深い。

チャビはこの時初めてCL優勝を経験しており、ひょっとしたらより印象に強残っているトリオだったのかもしれない(チャビはこのシーズン長期離脱を強いられている)。

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