フランスの現地時間で11月13日の夜、パリで同時多発テロが起きた。
御存知の通り、テロの標的の1つがフランス対ドイツ戦の行われていたスタッド・ドゥ・フランスであった。フランスのフワンソワ・オランド大統領が出席していたこともあるが、サッカースタジアムという大観衆が集まる場所がテロの標的となったのは我々サッカーファンにとって悲しい事実である。
事件からわずかの日数しか経っていないが、17日(日本時間18日の午前4時キックオフ)、イギリスのウェンブリー・スタジアムでイングランド対フランスの代表戦が開催される。現地入りしたフランス代表チームが銃で武装したイギリスの警察に守られていることも既に報じられているが、スタジアムの警備はかなり厳重になるのは間違いない。
そんな中、英紙『Telegraph』が「フランスへの連帯を示そう」という動画をアップロードした。
これは、「代表戦の国歌斉唱の際、フランス国家である”ラ・マルセイエーズ”をみんなで一緒に歌おう」という趣旨の動画である。
どれほどの人が実際に”ラ・マルセイエーズ”を覚えてスタジアムに足を運ぶかは不明だ。しかし、そこは7万人を収容可能なウェンブリー。きっとスタジアムに盛大な歌声が鳴り響くことだろう。