13日、フランスのパリ中心部のコンサート劇場や飲食店で同時多発テロが発生し、すでに100人以上の死者が出ていると伝えられる。

当時サンドニにあるスタッド・ドゥ・フランスではフランス対ドイツの国際親善試合が行われており、カメラの集音マイクからも銃声が確認できた。

この試合を観戦していたフランスのオランド大統領は非常事態宣言を行い、国境の封鎖を発表している。

今回は、事件の発生からこれまでに起きたサッカー界の動向をまとめる。

フランス対ドイツ戦で鳴り響いた銃声(BBC)。

この試合は日本時間午前5時にキックオフとなったが、スタジアムでは開始15分ほどで2度の銃声が確認できたという(ESPN)。

この試合にはフランスのオランド大統領も観戦に訪れていた。

テロの事実を知るとスタジアムを後にし、即座に記者会見に向かった。この直後、国家非常事態宣言が出されている。

『ESPN』は、この銃声はスタジアムのすぐ外で鳴ったものであり、少なくとも3名が死亡したという。こうした事態にありながら、試合はタイムアップまで行われフランスが2-0で勝利している。

試合終了後、観客たちは一時ピッチ上に避難した。

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