18日、『Tuttosport』は「イタリア・セリエAのユヴェントスは、バーゼルに所属しているスイス代表FWブリール・エンボロの獲得に乗り出している」と報じた。
スイスの将来を担うタレントと呼ばれているエンボロ。まだ18歳でありながらも名門バーゼルの欠かせない選手となっており、フル代表でも力を発揮している。
先日行われたグラスホッパー戦では、負けている状態で自身らに不利となるように判定のミスを指摘し、『真のフェアプレーである』と賞賛されたことでも話題になった。
同チームに所属している柿谷曜一朗も「化け物」と評するほどの高い身体能力を備えている至宝である。
彼に対してはリヴァプール、エヴァートン、バイエルン・ミュンヘン、アーセナル、トッテナムなど各国様々なクラブが関心を寄せていると言われており、その中にユヴェントスも加わることになりそうだ。
どうやら本人は様々な条件を考えた上でバイエルンに惹かれていると伝えられているが、資金力に優れるプレミア勢、そしてイタリアでの立場が強いユヴェントスの競争は激しいものになりそうだ。
一方、ユヴェントスに所属しているイタリア代表FWシモーネ・ザーザに対しては、英国方面からレンタルでの申し出があるようだ。
今夏サッスオーロからユヴェントスに買い戻されたザーザであるが、思ったように出場機会を得ることが出来ず、セリエAでは6試合でプレーしたのみとなっている。
彼に対してはノリッジ・シティが6月までの期限付きで獲得することが出来ないかと打診してきているようで、EURO2016出場を考えるならば有利な条件になる可能性も。
しかしザーザ本人は今のところ移籍に前向きではないとのことで、あとはユヴェントスの判断次第になると伝えられている。