17日に行われたプレーオフをもって、本大会に出場する全24チームが決定したEURO2016。

プレーオフ最終日に勝利したのはスウェーデンとウクライナであり、ズラタン・イブラヒモヴィッチやエウゲン・コノプリャンカといった選手がフランス行きのチケットを掴んだ(出場チームに関してはこちら)。

そんななか、圧倒的なデータ量でサッカーサイトの先端を行く『transfermarkt』がこんな企画をしていた。

こちらは、EUROへの出場を逃した選手の中で最も市場価値が最も高いベストイレブンである。

同サイトでは年齢や活躍によって独自に選手の市場価値を算出しており、EURO予選に参加しつつも予選で敗れた29チームの中からその最高額プレーヤーを選んでいる。その内訳は以下の通り。

GK:サミール・ハンダノヴィッチ(スロベニア / インテル)
市場価値:1500万ユーロ(およそ19億7000万円)

DF:ブラニスラフ・イヴァノヴィッチ(セルビア/チェルシー)
市場価値:1700万ユーロ(およそ22億4000万円)

DF:コスタス・マノラス(ギリシャ / ローマ)
市場価値:2000万ユーロ(およそ26億3000万円)

DF:ソクラティス・パパスタソプロス(ギリシャ / ドルトムント)
市場価値:1800万ユーロ(およそ23億7000万円)

DF:ダレイ・ブリント(オランダ / マンチェスター・ユナイテッド)
市場価値:1700万ユーロ(およそ22億4000万円)

MF:ネマニャ・マティッチ(セルビア / チェルシー)
市場価値:4000万ユーロ(およそ52億7000万円)

MF:ミラレム・ピャニッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ / ローマ)
市場価値:3000万ユーロ(およそ39億5000万円)

MF:クリスティアン・エリクセン(デンマーク / トッテナム)
市場価値:2700万ユーロ(およそ35億5000万円)

MF:アリエン・ロッベン(オランダ / バイエルン)
市場価値:2800万ユーロ(およそ36億9000万円)

MF:メンフィス・デパイ(オランダ / マンチェスター・ユナイテッド)
市場価値:2800万ユーロ(およそ36億9000万円)

FW:エディン・ジェコ(ボスニア・ヘルツェゴビナ / ローマ)
市場価値:1800万ユーロ(およそ23億7000万円)

いずれもヨーロッパのビッグクラブで活躍する選手たちであり、かなり強そうなチームになっている。

同サイトでは、たとえ結果を残していてもある程度の年齢を迎えていれば市場価値をガクッと下げる傾向がある。そのためハンダノヴィッチやジェコといったワールドクラスのタレントも2000万ユーロ以下という金額に設定されている。

この中で最も高額なのは、マティッチで4000万ユーロ。また、中盤にはやはり高額なタレントが揃っており、セリエAとプレミアリーグを代表する名フリーキッカー、ピャニッチとエリクセンが揃ってランクイン。この2選手がEUROで見れないのは残念である…。

代表チーム別に見ると、3選手が入っているオランダが最も多く、セルビア、ギリシャ、ボスニア・ヘルツェゴビナがそれぞれ2選手ずつ。スロベニアとデンマークがそれぞれ1選手ずつであった。

なお、EURO出場を決定しているチームの中で最も市場価値が高かったのは、ウェールズのギャレス・ベイルで8000万ユーロ(およそ105億4000万円)となっている。

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