J2・ツエーゲン金沢は26日、ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマから22歳のブラジル人FWロマリーニョを完全移籍で獲得したことを発表した。

ロマリーニョは1994年アメリカW杯で母国を優勝に導き、大会MVP、同年のFIFA最優秀選手に輝いた元ブラジル代表の伝説的FWで、現在は上院議員を務めるロマーリオの息子。父親がスペインへ移籍した年に生まれたため、出身はバルセロナである。

父親がデビューし、背番号11が永久欠番になっているヴァスコに下部組織の頃から所属、2013~2014年は首都ブラジリアのブラジリエンセで実戦経験を積んだ。今年ヴァスコに復帰し、間もなく閉幕する全国選手権1部で2試合に途中出場している。

ツエーゲン金沢は2014年にJリーグ入りし、同年のJ3で優勝。J2参入初年度となった2015シーズンは12位で、プレーオフ進出を逃していた。

ロマリーニョはクラブ公式で以下のように語っている。

日本のみなさま、そして石川県のみなさま、はじめましてロマリーニョです。この度はオファーをくださりクラブの方々に感謝しています。素晴らしいクラブであるツエーゲン金沢でプレイできることに喜びを感じており、来季はJ1昇格に貢献できるように頑張りたいと思います。来年1月に会いましょう。

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