『Tuttosport』は「イタリア・セリエAのユヴェントスは、バーゼルに所属しているスイス代表FWブリール・エンボロの獲得を検討している」と報じた。

ブリール・エンボロは、現在の欧州サッカー界で最も優れているタレントの一人と言われるストライカーで、わずか18歳ながらも名門バーゼルの中心選手になっている。

同チームに所属している柿谷曜一朗も「あいつはバケモノ」と語るなど、その身体的能力と技術的側面には高い評価が与えられている。

また、先日のチューリッヒ戦では敗戦間近という状況で審判のミスジャッジを指摘して自分に有利となる判定を覆させたことでも話題になり、人格的な評価も高まっている。

彼に対しては多くのクラブが興味を示しており、その移籍金は3000万ユーロ(およそ39億円)を超えると言われる。

しかしユヴェントスのベッペ・マロッタ氏は彼をそれだけの価値がある人物だと評価しており、イングランド勢との競争に打って出る意向を示しているようだ。

ユヴェントスはこのところ若い才能を開発することにかけては大きな力を発揮してきた。もしエンボロ側がそれを求めればという条件付きにはなるが、十分に競争は可能だろう。

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