『Die Welt』は、「ボルシア・ドルトムントのCEOを務めているハンス=ヨアヒム・ヴァツケ氏は、ユルゲン・クロップ氏との関係は良好だと話した」と報じた。
昨季までチームを率いていたユルゲン・クロップ氏がリヴァプールへと移ったことで、今後両クラブ間で取り引きが行われるのではないかと言われている昨今。
一時期はクロップ自身は「ドルトムントから選手は取らない」という意思を示したという報道もあったが、その後本人が「必要なら取る」と話し、何らかの特別な状況にはないことが明かされている。
ヴァツケCEOもそれと同じく、クロップ氏との関係は良好で、取り引きをしたとしても彼は特別な行動をしたりはしないだろうと信頼を示した。
ハンス=ヨアヒム・ヴァツケ
(ボルシア・ドルトムントCEO)
「一つのことは明白だ。我々ボルシア・ドルトムントは、ユルゲン・クロップといい関係を続けている。
我々の選手に対して関心が寄せられたとしても、そこには何の対立も生まれないだろうと思う。
彼は、選手にコンタクトする前に、我々に連絡してくれるだろうしね」
「(ロイス、フメルス、ギュンドーアンなどにリヴァプールが関心を寄せていると言うが)
良く聞いている。それらのことは常に書かれていくものだ。しかし、今のところそれは真実ではない」
「(リヴァプールでのユルゲン・クロップについて?)
私はとても幸せだ。物事がこの短い間に良い形で進んでいることにね。
そこまで期待していなかった。彼はスタイルをチームに加えるためにもっと時間が必要になるだろうと思っていたよ」