40歳を迎えたフアン・カルロス・バレロンは、2013年から故郷のクラブであるラス・パルマスでプレーしている。

当時ラス・パルマスは2部に在籍しており、2013-14シーズンの昇格プレーオフでは決勝のアディショナルタイムに涙を飲んだ(詳しくはこちら)。そして迎えた昨シーズン、ラス・パルマスは再び昇格プレーオフに臨み、見事14シーズンぶりのリーガ昇格を果たしていた。

そんなチームでバレロンはなかなか出場機会を与えられておらず、ここまでリーガで出場した試合はわずかに4試合。その全てが途中出場であり、苦しいシーズンを送っている。

しかし、4日に行われたコパ・デル・レイのレアル・ソシエダ戦でバレロンは先発出場を飾り、こんなプレーを見せてくれた。

相手を2人引きつけ、アウトサイドでパス!全盛期によく見た華麗なるテクニックである。

試合は2-1でラス・パルマスが勝利するのだが、どうやらこの試合でバレロンは存在感を十分に発揮していたようだ。

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