“スーペル・デポル”の中心的選手の一人で、天才的なパスセンスで人々を魅了するMFフアン・カルロス・バレロン・サンタナ。

玄人好みの選手として日本でも密かに人気のバレロンだが、2013-14シーズンよりスペイン2部のラス・パルマスでプレーしている。

ラス・パルマスはスペイン本土とは遠く離れたカナリア諸島のグラン・カナリア島にある都市である。

バレロンはこの島で生まれており、2013年6月にデポルティーボを退団してからこのラス・パルマスでプレーしているのだ。

さて、そんなバレロン擁するラス・パルマスは今シーズンのリーガ2部で4位につけ、昇格プレーオフに出場していた。

リーガの2部では1位と2位が自動昇格。3位から6位までの4チームが昇格プレーオフを戦い、トーナメントで勝利した1チームが昇格権を手にする。

2試合勝負で行われるリーガ2部の昇格プレーオフ。準決勝でバジャドリーに勝利したラス・パルマスは、決勝に進みレアル・サラゴサと対戦した。

アウェイで行われた1stレグは1-3で敗戦。そしてこのほど2ndレグがラス・パルマスのホームで行われ、ラス・パルマスは2-0で勝利した。

決勝ゴールは85分。2試合合計3-3だが、アウェイゴールルールにより大逆転でラス・パルマスが14年ぶりとなるリーガ昇格を決めたのだ(主要リーグの昇格&降格まとめはこちらから)。

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