『South China Morning post』は「香港プレミアリーグの東方足球隊(イースタン)は、同国初めての女性監督を任命した」と報じた。

東方足球隊は昨季の香港プレミアリーグで2位となったクラブで、90年代には3度の国内王者となっている古豪。

今季はこれまで5試合を終えて4勝1分けと好成績を残しており、プレミアリーグでは首位に立っている状況にある。

しかしここまでチームを率いていたヨン・チンクォン氏が中国3部の梅州客家に移ることが決まったため、アシスタントコーチを務めていたチャン・ユェンティンがヘッドコーチに昇格することになった。

このチャン・ユェンティンはまだ27歳という若さであり、そして何より女性であると言うことで大きな話題を集めている。

これは香港プレミアリーグだけでなく同国の男子サッカーの歴史上で初の女性監督。彼女は香港フットサル女子代表、U-11女子代表、太陽飛馬足球隊(ペガサス)、南区足球会(サザン)でアシスタントコーチを務めていた経験がある。

またスポーツ医学や健康科学の修士号を所持しているほか、データアナリストやエグゼクティブ/ディレクターを務めていたこともある多才な人物。「牛丸(Beef Balls)」という愛称を持つ彼女は、デイヴィッド・ベッカムに憧れてサッカーを始めたというオトメなところもあるようだ。

昨季フランス・リーグドゥ(2部)のクレルモン・フットが女性監督エレナ・コスタ、そしてコリーヌ・ディアクルを招へいして大きな話題になったが、前者は短い期間で職を離れており、チームは3部に降格している。

女子ワールドカップでも男子監督が大勢を占める中、男子サッカーで女性監督が活躍出来るか? その最初の成功例として名を残すことになるかもしれない。