チェルシーが1月の移籍ウィンドウでWBAのアタッカー、サイード・ベラヒーノの獲得に乗り出していると報じられている。
シーズン序盤から苦しみ、プレミアリーグではボトムハーフに位置するチェルシー。冬の移籍ウィンドウでは巻き返しのために選手の入れ替えを行うことをロマン・アブラモヴィッチオーナーが許可したと報じられている。
『Telegraph』の報道によれば、チェルシーは2000万ポンド(およそ36.7億円)のオファーを送ることを検討しているという。U-21イングランド代表のベラヒーノは今シーズンはポジション確保に苦しんでおり、先発しても途中交代で下げられるケースが目立っている。
調子を崩している要因は夏の移籍ウィンドウでトッテナム移籍が実現しなかったためと報じられているが、これが事実であればベラヒーノ本人にステップアップしたい気持ちが強く、WBAで戦うモチベーションを失っているともいえるだろう。
チェルシーはジエゴ・コスタを古巣であるアトレティコ・マドリーに戻し、代わりにアントワーヌ・グリーズマンを獲得するというアイディアを持っていたが、これはジエゴ・コスタ本人が拒否したという。グリーズマン獲得が厳しいものとなったことで、ベラヒーノ獲得に本腰を入れ始めたと見て良いだろう。