『Gazzetta dello Sport』は「ミランのCEOを務めているアドリアーノ・ガッリアーニ氏は、マウリツィオ・サリ氏を選ばなかったことに後悔はないと話した」と報じた。
昨季限りでエンポリを離れたマウリツィオ・サリは、当初はACミランの監督になる可能性が高いのではないかと言われていた。
しかし、最終的にガッリアーニCEOはシニシャ・ミハイロヴィッチを選び、マウリツィオ・サリはナポリと契約した。
その結果、ミランはスタートダッシュに失敗し、逆にナポリは優勝争いに絡む活躍を見せている。
ガッリアーニCEOは『Mediaset』の取材に対してサリ氏の実力を認めるコメントを出しながらも、ミハイロヴィッチを選んだのは正しかったと話した。
アドリアーノ・ガッリアーニ
「サリは非常に良いコーチだ。それはエンポリがどのようなサッカーをしていたかというのを見ていれば簡単なことだ。彼の作り上げたものに大きな敬意を持っている。
我々は彼をとてもよく調べた。彼は徹底的な準備をする人物だ。しかし、最終的に我々はミハイロヴィッチを選んだし、我々がやったことに落胆はしていない」
「我々は今季ヨーロッパのカップ戦に戻ることを考えなければならない。クラブはヨーロッパの舞台に関与することを目指しているし、ミランにやってきた人々が適応することによって達成することが出来ると確信している。
シルヴィオ・ベルルスコーニは30年間会長を務めているし、私はずっと彼の側にいた。我々はミハイロヴィッチとの強力な関係を持っており、それがこのクラブの復活を助けてくれるだろう」