3月17日、『Corriere della Sera』は「イタリア・セリエAのACミランは、フィリッポ・インザーギ監督の後任候補としてエンポリのマウリツィオ・サリ氏に興味を示している」と報じた。
昨日行われたフィオレンティーナ戦で敗北し、ついに解任が目前に迫っていると言われているミランのフィリッポ・インザーギ監督。
以前はアシスタントのマウロ・タッソッティ、あるいはプリマヴェーラ監督のクリスティアン・ブロッキの昇格という可能性が示唆されていたが、彼らはどうやらその後の報道の流れを見れば拒否をしているようだ。
そして『Corriere della Sera』はエンポリで監督を務めているマウリツィオ・サリ氏が最有力候補となったと報じている。結果としてはともかく、サッカーの内容に高評価が与えられており、ミランOBのアンブロジーニ氏も推薦しているという。
来週末のカリアリ戦で結果を残せなかった場合、インザーギ氏に代わってマウリツィオ・サリ氏がチームを引き継ぐ可能性が高いとのことだ。
しかし一方でパルマの監督を務めているロベルト・ドナドーニ氏が『Gazzetta dello Sport』の取材に対し、ミランを引き継ぐことに意欲を見せている。
ロベルト・ドナドーニ パルマ監督
「ミランが私を呼び出すのであれば、それに答えを出すのは難しくないだろうと思う。
直近の数試合、ミランは何かを変更したように思えるが、うまく行かなかった。私はインザーギを完全に理解できる。ベルルスコーニやガッリアーニが呼び出せば、ミランを諦めてサッスオーロに行くことは本当に難しいことだよ」