16日、サッカー女子日本代表の澤穂希が現役を引退することを発表した。今シーズン限りで現役を退くとのことで、17日引退会見を行う予定。

澤は1978年生まれの37歳。中学入学時に読売ベレーザ(現日テレ・ベレーザ)に入団。その後はアメリカでもプレー。2011年に現所属のINAC神戸レオネッサに入団した。

日本代表としては1995年のFIFA女子世界選手権から殆どの大会に出場。2011年にドイツで行われたFIFA女子ワールドカップにはキャプテンとして出場し、決勝のアメリカ戦では延長前半に同点ゴールを奪うなど活躍。日本サッカー史上初のワールドカップ制覇に貢献すると共に、得点王とMVPをダブル受賞した。また、同年の「FIFA最優秀選手賞」にアジア人として初めて選ばれている。

翌2012年のロンドン五輪では銀メダル獲得。4度目の挑戦で悲願のメダル獲得を果たしている。代表通算で、205試合に出場し83ゴール。日本女子サッカー界におけるレジェンドであり、世界の女子サッカーにおけるレジェンドであった。

現在所属するINAC神戸は皇后杯を勝ち進んでおり、19日に準々決勝(味の素フィールド西が丘)をASエルフェン埼玉と戦う。ラストダンスに期待したいところだ。

【追記】また、スカパー!は、17日に行われる澤穂希の引退会見を『News ザップ!緊急編成「澤穂希 引退会見」生中継』として、同日17:30よりBSスカパー!で無料生中継することを発表。

他にも、澤の引退を受け、所属クラブであるINAC神戸のベストマッチをセレクトした「澤穂希・なでしこリーグ ベストゲームセレクション」を再放送することなどが決定している(写真:アフロ)。

詳しくはスカパー!公式サイトなどで。

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