17日、バルセロナはクラブワールドカップの準決勝で広州恒大と対戦し、3-0と勝利した。

試合後、ルイス・エンリケ監督は記者会見で「我々はスタートから勢いがあった。ほとんどミスを犯すことなく、対戦相手を危険な状態にさせなかった。完璧な試合であり、そのことについて選手を祝いたい」と話し、チームの出来に満足感を示していた。

そんなルイス・エンリケ監督だが、この試合ではこんな出で立ちで指揮にあたっていた。

ルイス・エンリケ監督が着用したのは、カーキ色のモッズコートである。

この日の横浜の気温は10度。夜はやや冷え込んだためか、ルイス・エンリケ監督はスーツの上からコートを羽織っていたのだ。

モッズコートはもともとアメリカ軍の極寒防寒衣料である。しかし日本でもファッションアイテムとして人気が高く、今年は「ドラゲナイ」で話題にもなった。

そうしたファッション性の高いアイテムを監督が試合中に着用するのはやや珍しいことであるが、どういうわけかルイス・エンリケ監督はこの試合でモッズコートを着ていたのだ。

襟の部分は口元のあたりまであり、フードもついている。

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