18日、『Mirror』は「レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、今季降格することを覚悟していた」と報じた。
土曜日の試合でエヴァートンを破り、プレミアリーグ首位を守ったラニエリ監督。しかし、開幕前に突如レスターの後を継いだときには、やはり降格の可能性もちらついていたようだ。
そして現在は快進撃を続けているが、評論家ギャリー・リネカーが「優勝したらパンツ一丁で試合を紹介する」と宣言したことに対しては「男にやってもらっても…」と難色を示した。
クラウディオ・ラニエリ
「契約したときには考えてもいなかったね。我々が12月にリーグの首位にいるなんて。しかし、二つのことが自分にとってとても、とてもファンタスティックだ。
一つは、オーナーが求めているものを聞いた時だ。次の2年間レスターを高い位置に押し上げ、成長させ、優勝を達成すること。
もう1つは、こう尋ねられた時の話だ。『もし全てが上手く行かなかったら、2部でもここに残るか?』と。
私は言った。『そうだね。ここに残るだろう』と。
ここは素晴らしかった。バランスがあったからだ。ビッグプロジェクトがあり、もし過ちがあったとしても残って欲しいと思ってくれた。
それはここの哲学を理解する上でとても重要なものだった。
私がカリアリで仕事を始めたときは、セリエCを勝ち、セリエBを勝ち、そしてセリエAに到達した。
ただ、最初の年はレスターの昨季と同じようなものだったね。前半戦の最後までは、順位表では落ちて落ちて落ちまくっていた。
誰も我々を信頼していなかった。ジャーナリストは会長に『OK、クラウディオを解任するね? 彼はCとBでは勝てたが、Aではダメだ』と言っていた。
しかし、彼は『心配するなクラウディオ。我々は君と共にセリエCからセリエBへ、そしてセリエAへとやってきた。AからBへ、BからCへ行くとしても、君と一緒だ』と言ってくれた」
「(レスターが優勝するなら、ギャリー・リネカーが『パンツ一丁で試合を紹介する』と言っているが)
ああ、それは良くないな! ローマがセリエAを勝ったときには、素敵な女の子がやってくれたんだが。
同じことをするなら、その方が遙かに優れているよ」