26日に行われたプレミアリーグのサウサンプトン対アーセナルは、意外や意外、サウサンプトンの4-0という大勝に終わった。
好調アーセナルに対する“大番狂わせ”の口火を切ったのが、キュラソー代表DFクコ・マルティナのこのゴール!
ロベカル級の弾丸&バナナシュートだ!
26歳のマルティナはセンターバック、右サイドバック、ボランチなどをこなす守備のオールラウンダー。今夏、クーマン監督の母国オランダのトゥウェンテからセインツに加わったが、なかなか出番を得られず、この試合が移籍後初先発だった。
それだけに、
「言葉がないよ。信じられない気持ちだ。
ボールの軌道を見て、“オーマイガッ”と思ったね。
最高の気分さ。シュートからゴールまでの全てがスローモーションだった。とても、とても幸せだよ。僕はキャリアでこれが3ゴール目(2部を合わせると5点目)だったと思うけど、素晴らしい1点になったね」
と強豪相手からのプレミア初ゴールに喜びを爆発させている。
ただこの半年間は苦しい時期を過ごしただけに、「出場し続けるために改善する必要があるね」と、謙虚な姿勢も忘れなかった。この試合をベンチで見守った吉田麻也にとって、また1人強力なライバルの出現だ。
なお、マルティナはオランダ生まれだがカリブ海に浮かぶキュラソー代表の主将を務めており、これがキュラソー人としてプレミアでの初ゴールとなった。