29日、『ESPN』は「ファビオ・カペッロ監督と元ブラジル代表FWロナウドが論戦を行った」と報じた。
2006年にレアル・マドリーの監督に就任したカペッロ氏は、そのシーズンにリーガ・エスパニョーラを制覇したものの、優勝しながら解雇されている。
そのチームに所属していたロナウドは1月にACミランへと放出されており、その後はコリンチャンスでプレーした後に現役を引退した。
カペッロ氏はグローブ・サッカー・アワーズのセレモニーで以下のように話し、当時のロナウドは太りすぎでチームに悪影響を及ぼしていたと明かした。
ファビオ・カペッロ
「ロナウドはレアル・マドリーに現れたとき、体重は96kgだった。私は彼に88~90kgに落とすよう命じたが、彼はそうしなかった。
彼は本当に偉大なチャンピオンであったが、チームにとってはネガティブなリーダーであった。
我々が1月に彼を売ったとき、チームの環境全てが変化し、我々はバルセロナとの9ポイントの差を巻き返したんだ」
しかし、それを受けたロナウドは『Folha de S.Paulo』の取材に対して以下のように話し、レアル・マドリーに来た時点でカペッロ監督はもう終わった男だったと反撃した。
ロナウド
「カペッロ監督は、ある時には偉大なコーチだった。90年代にね。
彼がレアル・マドリーに来たときは、もう既に旬を過ぎていた。彼はもはや選手たちのモチベーションを上げることが出来なくなっていた。
その証拠に、事実彼はレアル・マドリーを離れてからは何も勝ち取ることが出来ていないじゃないか?」