父の才能を受け継ぐヴァーサタイルな司令塔

ジャック・コーク Jack CORK

バーンリー所属(チェルシーからレンタル)

背番号 6

CH/SB/CB/SH

1989年6月25日生まれ

イングランド U-21代表

183cm / 69kg

父はかつてウィンブルドンで活躍したアラン・コーク。9歳からチェルシーの下部組織で育ち、ユースとリザーブで主将をつとめた逸材で、06/07シーズンからは毎年下部リーグのクラブにレンタルに出されて経験を積んでいる。スカンソープやサウサンプトンでは10代ながらレギュラーに定着。その経験を買われてか、2008年のU-19欧州選手権ではイングランド代表の主将を務めた。

身体能力は平凡だが、読みが良くポジショニングの的確さが光る。また、両足で器用にボールを扱い、冷静なキープからサイドにスルーパスを通すことができる。バーンリーでは得点への意識も高まっており、まさにオールラウンドな能力を持った選手と言えよう。

現状ではDFとしてもMFとしても中途半端だが、レギュラーを確保しているバーンリーで一皮向けることに期待したい。

【次ページ】強靭さと勇敢さを併せ持つ高速ドリブラー