3日、 『Football Espana』は「レアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督は、アンチェロッティ前監督が築いたバランスを必要としていると話した」と報じた。
今季レアル・マドリーの監督に就任したラファエル・ベニテス氏。序盤は好調だったものの、このところ不安定なパフォーマンスで批判を受けている。
本日行われるバレンシア戦に向けた記者会見に出席したベニテス監督は以下のように話し、チームは一貫性とバランスを欠いていると答えた。
ラファエル・ベニテス
(レアル・マドリー監督)
「評価を下すことが出来るのはシーズンの終了時のみだ。
選手たちの態度については、個々の名前を挙げることは出来ない。マドリディスタとして感じているのは、チームはいくつかの地点で一貫性を欠いているということだ。
サンティアゴ・ベルナベウの人々が拍手を送るアイドルはディ・ステファノ、フアニート、カマーチョ、ピッリなどの選手だ。
我々は一貫性を欠いている。しかし、少し評価に値することはやっている。なぜならまだリーガでもチャンピオンズリーグでも生き残っているからだ。
メスタージャでは上手くやれると信じている。フィットネスの問題ではない。なぜなら我々はビジャレアル戦の後半で良い戦いをしたからだ。
足に疑問はないが、メンタリティとチームの個性にはある。なぜなら我々は攻撃的なチームであり、ボールを持つことが必要だからだ。
我々はボールを持てない状況を経験した。我々はカルロ・アンチェロッティ時代の素晴らしいバランスを必要としている。
苦しんでいるとき、我々はメンタリティを欠いている。選手たちは気付いている。時に我々は試合をコントロールできていないことに。とはいえ、我々はまだ全力を尽くしてはいる。
アトレティコ戦、エイバル戦、そしてPSG戦の前半を教訓として受け取らなければならない。我々は反発力を持たなければならないし、時間もなかった。試合は難しいものであり、感情的なものだ。
マドリーは昨季メスタージャで苦しんだ。私はバレンシアで育てられたし、その街にもファンにも感謝を抱いている。
守備だけでも、攻撃だけでもない。ボールを早く動かさなければならないし、積極性も必要であるし、素早い攻撃も求められる。それがインテンシティだ」