『Calciomercato』は「サンプドリアに所属しているイタリア代表FWエデルは、中国からの巨額のオファーを断った」と報じた。
フロジノーネ、エンポリ、ブレシア、チェゼーナなどでプレーしたエデルは、2012年にサンプドリアへ加入。3年以上継続的に活躍を続け、ブラジル出身ながらもイタリア代表に定着したストライカーである。
インテルなどのビッグクラブが狙っているという噂も絶えない存在であるが、もちろん成長を続ける中国のレーダーも彼を捉えていたようだ。
記事によれば、エデルにオファーを出したのはセルヒオ・エスクデロが所属していることでも知られる江蘇蘇寧。
移籍金の金額はおよそ1000万ユーロ(およそ12.8億円)+ボーナスで、年俸に関しても400万ユーロ(およそ5.1億円)以上という好条件であったとのことだ。
しかし、エデルは現在の段階で中国リーグに行く意思はなく、EURO2016出場のことを考えてもイタリアを離れたいとは思わなかったようだ。
選手が拒んだためにサンプドリア側はこのオファーを最終的に断っているが、現在の中国リーグにどれだけの資金が投入されているかがよく分かる報道である。