12日、ニューカッスルと対戦したマンチェスター・ユナイテッド。
ウェイン・ルーニーの2ゴール1アシストの活躍もあり勝利を掴みかけていたが、試合終了間際にポール・ダメットに同点弾を許し、3-3のドローで終えた。
こうしたゲームをモノにできないあたりが最近のユナイテッドなのだが、この試合は内容も芳しくなかった。
そんなチームのパフォーマンスにルイス・ファン・ハール監督も納得していなかったようで、こんなシーンがあった。
1-2とユナイテッドがリードして迎えた55分、アントニ・マルシャルが得意のドリブルで右サイドから突破し、中で待っていたアンデル・エレーラへとパス。
エレーラはさらにこれをダイレクトで逆サイドでフリーで待っていたジェシー・リンガードに渡すのだが…
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この決定機をリンガードは外してしまったのだ。
相手との点差はわずかに1点であり、相手GKと1対1という場面であっただけに、アタッカーとしては絶対に決めなければいけない場面。
これを見たファン・ハール監督はベンチの中で激しく叫び、怒りの感情を隠そうとはしなかった。
結局ファン・ハール監督はこの後すぐにリンガードを下げ、メンフィス・デパイを投入している。交代の意図は不明だが、“お咎め”的な意味合いもあったのかもしれない。
ちなみにこのファン・ハール監督、試合終盤にも…
マルアヌ・フェライニがチャンスを外し、この表情。
試合後、ファン・ハール監督は「負けたような気分だ。自滅した」と話し、「とても貴重な勝ち点を失った」と悔しさをにじませた。