『SBS』は「かつてウェスタンシドニー・ワンダラーズでプレーしたブラジル人MFヴィトール・サバは、トニー・ポポヴィッチ監督を批判した」と報じた。
2014年夏にブレシアからウェスタンシドニー・ワンダラーズにやってきたサバ。コンサドーレ札幌に去った小野伸二と入れ替わりで加入し、その後釜として大きく期待された左利きのテクニシャンであった。
2014年AFCチャンピオンズリーグ優勝メンバーの一人となったものの、彼自身は継続的な出場機会に恵まれず、わずか半年でチームを去った。
その後はイタリアのクロトーネ、ギリシャのカローニでプレーしたものの、今冬契約が満了となってフリーに。先月はニューカッスル・ジェッツとの契約が噂されたものの、まだそれは実現していない。
彼は取材に対して以下のように話し、ワンダラーズではかつてサンフレッチェ広島でプレーしていた事でも知られるトニー・ポポヴィッチ監督による恐怖政治が行われていると訴えた。
ヴィトール・サバ
「選手たちはトニー・ポポヴィッチ監督を恐れている。彼をリスペクトはしていない。恐れているのだ。なぜなら彼はいつも不公平だからだ。
彼は選手を酷使する。それはサッカーの環境であるべきではない。罰則とイジメだ」
「(マレン、アッピアー、アデレケと共にトレーニングから追放された?)
監督はクラブの中にとても悪い状況を作っている。我々をチームから放り出すために、トレーニングのあらゆる面で居心地の悪さを感じさせた」
「(ポポヴィッチ監督は君を脅迫した?)
会議で彼は立ち上がり、僕を平手で押して言った。『OK、出て行け』とね」