『ESPN』は「元フランス代表FWダヴィド・トレゼゲは、カリム・ベンゼマの復帰を熱望した」と報じた。
先日マテュー・ヴァルブエナの恐喝事件に関わったとして逮捕され、この捜査が一段落するまで代表から無期限追放されたカリム・ベンゼマ。
自国開催のEURO2016を半年後に控える中、彼の離脱、そしてヴァルブエナへの影響もフランス代表にとって大きなダメージとなっている。
トレゼゲはベルギーの放送局『RTBF』に出演して以下のように語り、ベンゼマをなんとかEURO2016に出場させられるように動くべきだと主張した。
ダビド・トレゼゲ
「我々はユニークかつ傑出した選手のことを話している。このコンペティション(EURO2016)に関して、そして代表チームに関して。
決定権は私にはない。しかし、私は彼らが何らかの解決方法を見出そうとし、ベンゼマがフランス代表での役割を担えるようになって欲しい。
なぜなら、我々は『彼はフランス代表でとても重要な選手だ』と認識しているからだ」
「(ディディエ・デシャン監督について)
彼らは、クオリティを持つ選手たちによって上手く作り上げられたチームだ。全てにおいて経験豊かな監督を持っている。良い時も、悪い時も知っている男だ。
彼は全てを勝ち取ってきたが、同時にデリケートな時期も経験してきた。それは、代表チームを管理するという仕事の上で何をするべきかという理解に繋がっている。
国中がトロフィーを勝ち取りたいという意欲で彼らを支える。それは傑出したものになる可能性があると思うよ」