『Le Figaro』は「フランス代表MFマテュー・ヴァルブエナは、恐喝事件でパフォーマンスが落ちていたと話した」と報じた。
セックステープを巡る恐喝事件の被害者となり、その容疑者として同じフランス代表の同僚であるカリム・ベンゼマが逮捕されるというトラブルを経験したヴァルブエナ。
その後公聴会での出廷などもあってか調子を落とし、フランス代表でのポジションも厳しいものになってきている。
24日に迎える古巣のマルセイユ戦に向けて『OL TV』の取材を受けたヴァルブエナは以下のように話し、今後EURO2016に向けて調子を上げていく必要があると意欲を見せた。
マテュー・ヴァルブエナ
「全てが少し複雑になっていた。特に僕の家族にとってはね。ピッチの上でも、僕のパフォーマンスは自分が求めているようなものには至っていなかった。
僕は本当に残念だ。しかし、最悪の時期はもう過ぎた。僕は改善しなければいけない。フランス代表での戦い、そしてEURO2016に向けてね。
これは僕のモチベーションだ。僕の全てだ。ありとあらゆるフランス人選手が招集されること、EUROのような大会に参加することを夢見ている。特に地元開催ではね」
「(24日の古巣マルセイユ戦について)
僕はマルセイユにいた時リヨンを嫌っていたが、そのことはもう忘れた。特別な歓迎を期待しているよ。人々は僕の選択を尊重するべきだ。
僕は自分を育ててくれたマルセイユのことを忘れはしない。自分が得点しても喜ぶことはないだろう。これはマルセイユに大きな敬意を持っているから当然のことだ」