『Gazzetta dello Sport』は「ナポリのマウリツィオ・サリ監督は、ラツィオ戦終了後のインタビューに応えた」と報じた。
3日のラツィオ戦で0-2と勝利を収め、セリエA首位を守ったナポリ。この試合中にはカリドゥ・クリバリに対する人種差別的なチャントが歌われ、試合が中断させられるというトラブルもあった。
試合後に取材に応えたサリ監督は、事件を受けてのクリバリの対応、そしてこのところ好調を見せるホセ・カジェホン、さらにひたひたと近づいてきたユヴェントスなどについて語っている。
マウリツィオ・サリ
(ナポリ監督)
「(人種差別的応援によって試合が中断されたことについて)
我々はマリアーノ・イラティ主審を賞賛しなければならないね。この状況はかなり恥ずかしいものになっていたよ。
カリドゥ・クリバリに対しては少し申し訳なく思う。しかし、彼はおそらく大丈夫だよ。知的で、そしてバランスが取れた男だ。
チームメイトからの助けもあるので、彼は問題ないと思うよ」
「(ホセ・カジェホンが好調ですね?)
毎週我々はゲーム内の状況に取り組んでいるんだ。時間が経つにつれて、これらの動きは良くなってくる。カジェホンは深い位置から攻撃する際には最高の選手になる。
シーズンの最初は、チームはそういう形にならなかったし、彼もそういうプレーが出来なかった。正しいタイミングでやれなかったり、あるいは彼がオフサイドになったりね。今、我々はそれを改善させた」
「(より大きな予算を持つユヴェントスが近づいてきているね?)
サッカーは人生と似ているね。お金で幸せを買うことは出来ない。しかし、それは時に助けにはなるものだ」