『FourFourTwo』は「元ルーマニア代表FWアドリアン・ムトゥは、将来フィオレンティーナを指揮したいという希望を明らかにした」と報じた。
かつてチェルシーに所属していた際にコカインの陽性反応を示したことで知られるムトゥ。その後フィオレンティーナで復活し、セリエAで活躍を見せた。
一時現役を引退していたものの、昨年インディアン・スーパーリーグでプレーしたことでサッカーへの情熱を取り戻し、今月トゥルグ・ムレシュでピッチに復帰。EURO2016のメンバー入りも狙っているという。
そこでコーチとしての勉強も並行して進めることになり、現在チームのセッションも任されているようだ。
彼は『Digisport』の取材に対して以下のように話し、「良いコーチでは物足りない、偉大なコーチになりたい」と大きな野望を覗かせた。
アドリアン・ムトゥ
「(コーチングの勉強を始めたとのことだが?)
いい感じだね。最初は少しナーバスになっていたけど、それから全てが良くなってきたよ。
僕はここでこのようなチャンスを与えられたことが嬉しい。そして、こんな同僚たちに囲まれてね。
とても興味深かった。新しい経験を非常に楽しんでいるよ。
僕は高いレベルで練習したい。しかし、子供たちと一緒に働くのも気にしないよ。コーチにはそれも必要だからね」
「僕はただ良いコーチになりたいわけじゃない。偉大な指導者になりたい。そして、それがここに来て学んでいる理由だ。
謙虚になり、全ての指摘を受け入れたい。自分のキャリアの中で多くのことを学んできた。ルーマニアでも、海外でもね。
どこのチームを指揮したいか? あきらかにフィオレンティーナだね。そして、ルーマニアの代表チームだ」