イングランド・プレミアリーグで首位に立つレスター・シティは6日、敵地でマンチェスター・シティと対戦し3-1で快勝した。
強敵からの見事な勝利であったが、最近になって急激に評価を高めている岡崎慎司は何度もゴール前に飛び込んだものの決めきれず、81分に交代。ワンプレーごとに一喜一憂するインターネット上のファンからは「いつになったら決めるんだ!」「オカザキをウジョアと代えろ!」といった厳しい声も飛んだ。
だが先にお伝えした通り、岡崎は地味ながらも全てのゴールに絡んでおり、そのことを誰よりも理解するイタリア人指揮官クラウディオ・ラニエリは交代の際に熱い抱擁を交わし、圧倒的な運動量でチームの潤滑油となった岡崎を労った。
さらに、この試合を見ていた現ウェールズ代表MFデイヴ・エドワーズ(現ウォルヴァーハンプトン)も、
Okazaki's movement for Leicester is brilliant!
— Dave Edwards (@_DaveEdwards) 2016, 2月 6
「オカザキのチームのための動きは素晴らしいね!」
と、自身のSNSで岡崎のチームをサポートする“動き”を絶賛していた。
エドワーズは今年ウルヴス(現チャンピオンシップ=2部)で9シーズン目を迎える30歳のベテランMF。過去にプレミアでプレーした経験を持ち、今夏フランスで開催されるユーロ2016のメンバー入りも目指している現役のウェールズ代表だ。
そのエドワーズはこの試合中、マフレズに関するRT(リツイート)こそしたものの、自身で言及したのは岡崎に対してだけ。彼もまた、非常に運動量豊富な選手として知られているだけに、岡崎の献身的なプレーがエースのヴァーディやテクニシャンのマフレズより目に付いたのかもしれない。
なお、先に紹介した批判の声はごく一部で、ほとんどのファン・サポーターからは「オカザキの仕事量は信じられないほどだ」「オカザキは一生懸命に働く。今日の彼はゴールに値するね」といった称賛で溢れていた。