スコットランドサッカー協会が主催するカップ戦、スコティッシュカップ。
昨シーズンはインヴァネスが初優勝を飾っており、今季は5回戦まで進み川島永嗣が所属するダンディー・ユナイテッドなどが勝ち残っている。
1873年にスタートした伝統ある大会なのだが、9日、ある“事件”が起きた。
この日、ハンプデン・パークでは準々決勝の対戦カードを決める組み合わせ抽選会が行われており、その模様は『Sky Sports』で生中継されていた。
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"We've got a problem here." How the #ScottishCup draw unfolded: https://t.co/OHcmiUIHT4 pic.twitter.com/123CCsMkWk
— Sky Sports Scotland (@ScotlandSky) 2016, 2月 9
CLなどの抽選会同様、このドローでは対戦するチームを抽選で順に引く。
クジを引くのは、セルティックでプレーしたリュボミール・モラフチーク(画面左)と同大会のスポンサーを務めるWilliam Hill社のブライアン・マコルガン氏(画面右)。
前者はホームチームを、後者はアウェイチームを選び、それぞれが引いた球をスコットランドサッカー協会会長のアラン・マクレイ氏(画面中央)が読み上げる、という流れだ。
抽選会がスタートすると、まずモラフチーク氏がダンディー・ユナイテッド(1部)を引き、マコルガン氏がセルティック(1部)を引いた。
これにより一部同士の対戦カードが決定したはずだった。しかし、この直後に不可解なことが起こる。