13日、アーセナルの公式サイトはアーセン・ヴェンゲル監督のインタビューを掲載した。
本日レスター・シティとのビッグマッチを控えるアーセナル。相手にはエンゴロ・カンテやジェイミー・ヴァーディなど、つい最近までアマチュアだった選手がいることでも話題だ。
逆にエリートの巣窟とも言えるアーセナルを作り上げたのがアーセン・ヴェンゲル監督であるが、どうやら最近はその感覚も変わってきているようだ。
彼は取材に対して以下のように話し、プレミアリーグに外国人選手が増えていることによって下部リーグに良い選手が流れていると語った。
アーセナルは先日からレスターのスカウトチームを引き抜いていると言われており、今後はもしかしたら下部リーグの才能に注目していくことになるかもしれない。
アーセン・ヴェンゲル監督
「成功への渇望の強さは、時に夢を実現する難しさの中で構築され、そして開発されていくものなんだ。
18歳でレッドカーペットを歩くようなスタートを切ったとき、時に『これは普通だ。簡単なことじゃないか』と感じさせることがある。私はそう思っている。
アーセナルで教育された選手たちは、この20年の間チャンピオンズリーグに出場してきたわけだ。
彼らは毎週のようにポジションを奪うために争うこと、そして試合に勝っていくこと、そのような戦いを知らない。
ノンリーグ(アマチュア)での経験を持っている選手たちは、テレビでチャンピオンズリーグやプレミアリーグを見ていた。
そして、いつかその舞台でプレーするために、そこで戦う準備をする。それが成功への渇望を増幅させていくんだ。
ノンリーグのスターはそこにいる。そして、彼らはおそらくもっと多くなっていくだろう。
プレミアリーグにおいては、ますます多くの外国人選手がプレーするようになっている。そして、良い選手も下に、下に、下にと動いて行く。
そして、誰もが良い選手を見つけ出していく。
もしスカウトが私に『彼は特別なクオリティを持つ選手だ』と信じさせたならば、私はもちろんそのギャンブルに賭けよう。彼らはノンリーグをチェックする」