16日、イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは「元クロアチア代表FWニキツァ・イェラヴィッチが中国甲級リーグ(2部)の北京人和に移籍した」と公式発表した。
ニキツァ・イェラヴィッチは1985年生まれの30歳。ハイデュク・スプリトやズルテ・ワレヘムでプレーした後、ラピド・ウィーンやグラスゴー・レンジャーズで得点を量産して注目を集めたストライカーである。
2012年にエヴァートンへ移籍してプレミアリーグに進出し、昨季はハル・シティで13得点をあげる活躍を見せた。
しかし今季加入したウェストハムではなかなか継続的に起用されず、出場した13試合で1ゴール、プレー時間は僅か340分しかない状況になっていた。
北京人和への移籍金については、契約以前の報道では400万ポンド(およそ6.5億円)、その後の報道では主に200万ポンド(およそ3.2億円)と伝えられている。
これだけでも2部のクラブとしてはすごいわけだが、『The SUN』によればこの給与はまたかなりのものらしい。
契約期間は3年であり、その年俸は300万ポンド(およそ4.9億円)で、総額では900万ポンド(およそ14.6億円)を受け取ることになるという。
情報源が情報源だけに信頼に足る数字とは言えないが、もしそれが本当であれば、中国の資金力は本当に半端ではないと言える。