23日に開催されたCLラウンド16のアーセナル対バルセロナ戦。
ともにスペクタクルなサッカーを標榜するチーム同士の対決ということでその行方に大きな注目が集まったが、下馬評通りバルセロナが0-2と勝利している(ゴール動画はこちら)。
[PHOTO] The players grateful for the support they received in London. Força Barça! pic.twitter.com/m56nDumeZy
— FC Barcelona (@FCBarcelona) 2016, 2月 23
試合はエミレーツ・スタジアムで行われたが、やはりアーセナルにとって苦しいものとなった。
決定機らしい決定機は、後半にあったオリヴィエ・ジルーのヘディングくらいであっただろうか。バルセロナに終始ボールを支配され、両サイドでプレーしたアレクシス・サンチェスとアレックス=オックスレイド・チェンバレンもなかなか効果的なカウンターを仕掛けることができなかった。
そうしたアーセナルの苦しい戦いぶりは、データにも反映されている。
こちらは、UEFA.comが提供するこの試合のスタッツだ。
支配率やシュート数、パス数といった主な項目でバルセロナに差をつけられている(データについては集計方法によってややバラつきがあり、バルセロナ公式は支配率を「32 - 68」と紹介している)。
そんなアーセナルは2009-10シーズンと2010-11シーズンでもCLの舞台でバルセロナと対戦しているが、この時も同じパスサッカーを志向するチーム同士の対戦ということで大きな注目を集めた。
今回は、両チームにとって大きなバロメーターとなる「パス数」と「支配率」に注目して過去の対戦のデータを比較してみよう。
すると…