先週、FCミッテュランとのUEFAヨーロッパリーグのラウンド32、1stレグを1-2と落としていたマンチェスター・ユナイテッド。
逆転での勝ち抜けを目指しホームでの2ndレグに挑んだのだが、デンマークの新星ピオーネ・シストゥにゴールを許すなど苦しい立ち上がりとなった。
GOAL for Midtjylland! Remember the name - Pione Sisto! Very smart turn and finish https://t.co/vYVpq2JJsJ pic.twitter.com/UywgyOFBfC
— Telegraph Football (@TeleFootball) 2016年2月25日
その直後、ユナイテッドはメンフィス・デパイが相手のオウンゴールを誘い1点を返すことに成功する。
これでアグリゲートスコアは2-3となったが、ユナイテッドとしてはまだ相手にリードされたままであった。43分にはフアン・マタがPKを外すなど嫌な雰囲気になりかけていたのだが、この苦しい状況を超新星が救ってみせる。
"@TotallyMUFC: Marcus Rashford goal
Well done kid, well done #Mufc 3 : 3 #Midjtylland
pic.twitter.com/AQTvIyH3rx"
— Erwin Chen (@Erwinchen16) 2016年2月25日
64分、ギジェルモ・バレラからのクロスが左サイドへと流れ、これをフアン・マタが中に折り返し。するとここに選手が飛び込み、試合を全くのイーブンにする2点目が決まったのだ。
値千金の同点弾をあげたのは、18歳のマーカス・ラッシュフォード。
普段はユナイテッドのU-21チームに所属しているが負傷者が続出していることから今回メンバー入りを果たし、この日がトップチームデビューとなった若手選手だ。
PIC: Young striker Marcus Rashford is making his #mufc debut tonight. pic.twitter.com/xaXBSVxNaF
— Manchester United (@ManUtd) 2016年2月25日
実はこの日、ユナイテッドはアントニ・マルシャルが先発出場の予定であった。
しかし、マルシャルは直前のウォーミングアップで負傷しプレーが不可能に。そしてルイス・ファン・ハール監督は、キックオフ直前にこのラッシュフォードを先発で起用することを決めたのだ。
#mufc team change: Marcus Rashford has replaced Anthony Martial in the starting line-up after the French striker was injured in the warm-up.
— Manchester United (@ManUtd) 2016年2月25日
ユナイテッドの公式Twitterアカウントがラッシュフォードの先発を発表したのは、キックオフのわずか1分前であった。このことからも、ラッシュフォードの先発が急遽決定したことが分かる。
ラッシュフォードのゴールによって、アグリゲートスコアは3-3に。このまま進めば試合は延長戦に突入する。
しかし、ラッシュフォードの輝きはこれで終わらなかった。