ブンデスリーガ24節、ブレーメンはFWクラウディオ・ピサーロのハットトリックなどで、レヴァークーゼン相手に4-1の勝利を挙げた。

そんななか、ブレーメン唯一の失点は、まさかの形だった。

レヴァークーゼンが左からクロスを入れた場面。ブレーメンDFパピ・ジロボジはヘッドでGKに戻そうとしたものの、これが無念のオウンゴールに…。

大事にいこうと慎重になり過ぎたようにも見えるが、なんとも中途半端な対応になってしまった。

ジロボジは昨夏ナントからチェルシーに引き抜かれたセネガル人DF。ただ、この驚きの移籍は急遽決まったものとされ、当時の指揮官ジョゼ・モウリーニョも彼のプレーを全く見たことがないと明かしていた。結局、チェルシーでは全くといっていいほどプレーする機会が与えられず、わずか半年後にブレーメンへ貸し出されるという不遇を味わった。

ただ、ブンデスではここまで7試合に先発フル出場するなど活躍しており、ヴィクトール・スクリプニク監督も「彼の獲得は正しい決断だった」と賞賛。ブレーメンは財政的に厳しく完全移籍での買い取りは難しいが、もう1年間貸してもらいたいという意思を見せているほどだ。

現在チームは15位と苦境にあるが、ジロボジは「僕の目標は自分のプレーを通じて、ブレーメンのブンデス残留に貢献すること」と語っており、今後のキーマンになるかもしれない。

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