2014年ワールドカップでスーパーセーブを連発し、その名を世界中に轟かせたメキシコ代表GKギジェルモ・オチョア。
大会終了後にアジャクシオからマラガへと移籍し、リーガ・エスパニョーラで新たなキャリアを築くかに思われていた。
しかし、守護神カルロス・カメニからポジションを奪うことができず、過去2シーズンは第2GK扱いに。マラガでの出場はコパ・デル・レイのわずか8試合に留まっており、そのポテンシャルを発揮できずにいた。
そんなだが、先週末に行われたデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦で急遽出場の機会を得た。
マラガが0-1とリードして迎えた先発していた前半途中、カメニが試合中に負傷したのだ。
Un crack dentro y fuera del campo. Una operación no te va a parar #ÁnimoCarlos #VamosKameni pic.twitter.com/t8GWlsUdET
— Ikechukwu Uche, MON (@ikeuche9) 2016, 3月 6
この怪我によりカメニはプレーが続行となり、37分にオチョアが投入される。
MCFNews| @yosoy8a: "Contento de jugar aunque no es lo ideal por la lesión de un compañero" https://t.co/4qaTtALj2K pic.twitter.com/bkQbIEpkNs
— Málaga CF (@MalagaCF) 2016, 3月 6
オチョアにとってこれはリーガのデビュー戦。
在籍2年目にしてようやく回ってきた晴れ舞台であったのだが…そのデビュー戦の結果はあまりに残酷だった。
リードした状態で投入されたオチョアだったが、 43分、69分、80分にそれぞれ失点し3失点を喫したのだ。
この結果、試合はドローで終了。オチョアのリーガデビュー戦は辛い形で終了した…。
なお、右膝を痛めたカメニはすでに手術を行っており、復帰までには6週間ほどが必要であるという。11日に行われるスポルティング・ヒホン戦からしばらくは、リーガの舞台でオチョアのプレーが見られそうだ。