イングランドサッカー連盟(FA)は「マンスフィールド・タウンのFWアディ・ユースフに対して5試合の出場停止を言い渡した」と発表した。

これは先日行われた独立規制委員会の公聴会によって決められたもので、アディ・ユースフは全ての国内サッカー5試合で出場禁止となり、700ポンド(およそ11万5000円)の罰金の支払いを命ぜられている。

この罰則の発端は2月13日に行われたプリマス・アーガイルとのアウェイゲームで発生した行為。

ベンチスタートになっていたアディ・ユースフはピッチの横でウォーミングアップをしていたのだが、その途中に尿意を催してしまった。しかしプリマスの本拠地であるホーム・パークに明るくなかった彼は、スタッフの指示を聞いたもののトイレにたどり着けず、スタンドの裏で“やってしまった”わけである。

もちろんそれは周囲のファンに見られており、報告されたことで大きな問題になってしまったのだ。

プリマス側は「このスタジアムのトイレは遠い」「彼は不慣れなスタジアムだった」と情状酌量を求めていたものの、最終的には非常に厳しい処分になったことに落胆しているようだ。

現在マンスフィールド・タウンはリーグ・ツー(イングランド4部)で10位。昇格プレーオフ圏内までは勝ち点差2という状況のなか、貴重なストライカーを一人失うことになってしまった。

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