かつてトッテナムなどで活躍したカメルーン人DFブノワ・アス=エコト。現在サンテティエンヌでプレーする彼は、変わったスパイクの履き方をする選手としても知られている。
左右で違うモデルを履いたり、色々なブランドのものを履きまわしたり、随分古いスパイクを履いたりなどなど…。
このアディダス「プレデターマニア」などにいたっては、2002年のモデルだ。
11 Reasons Why The 2002 Adidas Predator Mania Was The Best Football Boot Ever Made https://t.co/FmHUHvRiEl
— Balls.ie (@ballsdotie) 2015年12月28日
スパイクファンとしては足元を見るのが楽しいひとりなのだが、その彼が『Canal+ Sport』にある秘話を明かした。どうやら、彼はスパイクについて一風変わった考え方を持っているようだ。
ブノワ・アス=エコト(サンテティエンヌDF)
「スポンサーのために自分を売るくらいなら、むしろフリーでいたいね。
ぶっちゃけた話、アフリカ人選手の場合はスポンサーを持つことは面白いことじゃない。
ヨーロッパ人ならよりいいよ。ビジネスはヨーロッパで行われるからね」
「スパイクは30ユーロ(およそ3,800円)くらいで買う。いいスパイクのためにはいい額だよ。
『Ebay』で見つけることができるし、高くない。
ファッショナブルでいることには金が掛かる。でも、ヴィンテージでいることのほうがイケてるよ」
プロ選手にも関わらず、スポンサーから提供されたスパイクではなくネット通販で買ったものを履いていたのだ!そして、やはりオールドファッションなものが好みのようだ。
確かに、プレデターシリーズなど古くてもイケてる名作スパイクはあるが、これはなかなかのレアケースのはずだ。ただ、彼は金がないわけではなく、むしろお金持ちの部類である。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」