この冬、4200万ユーロ(およそ55億円)とも言われる破格の移籍金で、アトレティコ・マドリーから広州恒大へと渡ったコロンビア代表FWジャクソン・マルティネス。

16日、AFCチャンピオンズリーグで浦和レッズと対戦したのだが、驚異的な身体能力から味方のゴールを演出している。

広州恒大が1-0とリードして迎えた14分、スローインを受け取ったジャクソン・マルティネス。

ややトラップが大きくなりコントロールを失ったかに思われたのだが、持ち前の“お化けフィジカル”で対峙していた遠藤航を弾き飛ばすと、今度はカバーリングに入った森脇良太を“シャペウ”と呼ばれる技であっさりかわす。

そして中へとパスを送ると、ヒカルド・グラールがこれをしっかりと決めこれが追加点となった。あの状況から、ある種無理やりに敵陣深くまで進入できるあの身体能力…恐るべしジャクソンである。

中国超級リーグはここまで2試合を終えているが、ジャクソン・マルティネスは現在2試合連続ゴール中。今季の得点王候補の一人だろう。

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